SMAP、北京で友好のステージ 初の海外公演 [文化]

 SMAPは16日夜、北京市内の工人体育場で、1988年の結成以来初めての海外コンサート(朝日新聞社など協賛)を開いた。小雨のなか約30曲を熱唱。東日本大震災の被害に対する中国からの支援へのお礼も述べた。日中国交正常化40周年を来年に控え、両国政府は中国でも知られるSMAPの公演を通じて、尖閣事件などで悪化した国民感情の改善を期待している。

 メンバーは「大家好(こんにちは)」「一起(さあ、一緒に)」などと中国語を交えながら、ステージを盛り上げた。「世界に一つだけの花」「夜空ノムコウ」に加えて、故テレサ・テンの曲も中国語で歌った。中居正広さんは「国境を超えて今を生きる仲間として歩みたい」と呼びかけ、木村拓哉さんは「ぜひまた機会を作りたい」と再会を約束した。

 北京以外の都市や日本、香港、台湾からも約4万人(主催者発表)のファンが詰めかけた。天津師範大日本語科3年の女子学生(20)は友人と高速鉄道に乗ってやってきた。580元(約7千円)のチケットはお小遣いで。2人ともドラマで「キムタク」を好きになった。日中関係は「ビミョー」と日本語で答えつつ、チケットを手に記念撮影していた。


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